[何がおもしろいかって?]
日本酒の歴史って古代弥生時代にさかのぼると、人が穀物を口でかんで、
唾液で糖化発酵させる「口噛み」と言う方法で作っていたと言われています
そのころは、男も女も一緒になって穀物を噛んではつぼにはきだし一定の時をかけて
出来た酒を男も女も仲良く飲んだと言うことなんですが 何時の頃からか 男の人が
造りから飲む役目? まで主導権をとってしまったようです
まあ、最近はだんだんと弥生時代に戻ってきている部分もあるようですね
それはさておいて まずは「米」についての学習を始めました
良い麹を造るには「心白」のある米を使います
心白とは、米粒の中央にある円形(または楕円)の白色不透明の部分です
酒造好適米と言われるものはこの心白の部分が米粒の真ん中にあり大きめなので
水や蒸気の出入りがし易く 麹菌の菌糸が中に伸びやすく 強い麹をつくることが
出来ます
酒造好適米は 主に麹を造るときに使いますが 最近は掛け米も好適米を使って造られる酒も多くなっています
※掛け米についての詳細は次回ご紹介します